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高血圧に伴う指先の痺れと腎性障害・降圧薬のメリット

自分で血圧を測定する人

高血圧では、指先にしびれが生じることもあります。
指先にしびれが生じる原因は、脳機能に障害が生じる一歩手前の段階である危険性も高いです。
一日のうちで血圧が高くなる早朝など、特定の時間だけ指先がしびれることもあります。
こういう症状が出たら、すぐにでも病院を受診することが重要です。
また、危険を回避するために普段から家庭用血圧器を使って血圧を測る習慣を身につけておくと良いです。
高血圧の合併症では、腎性の障害が起こることもあります。
多いのは、腎硬化症や慢性腎臓病(CKD)です。
腎硬化症は、簡単に言えば腎臓が徐々に小さくまっていく病気です。
原因が特定できない本態性高血圧で生じることがあります。
腎硬化症が怖いのは、一度腎臓が侵されてしまうと体液の調節ができずに、高血圧が進行してしまう点です。
腎臓は非常に多くの機能を持っていますが、代表的なのが水分と塩分の調整です。
腎硬化症の原因は、腎臓の血管に動脈硬化が起きることと、腎機能そのものの低下です。
病気の進行を止めるには、食事療法や運動療法が用いられますが、緊急性が高い場合には降圧薬を使って速やかに血圧を下げる必要があります。
もうひとつの腎性障害の慢性腎臓病(CKD)は、高血圧の他、糖尿病、脂質異常、メタボリックシンドローム、などを長く患うことで起こります。
CKDは年々患者数が増えている病気で、やがて心臓や脳といった重要な器官に影響を与える危険性があります。
CKDは初期であれば生活習慣の見直しで改善しますが、重度になると回復させるのは難しくなり、手術や移植などが必要になる腎性障害です。
降圧薬のメリットは、早いうちに使えば症状の悪化を防げる所です。
降圧薬を使うかどうかは、緊急性の程度によって医師が判断します。